当サイトの考える価値観の3分類

当サイトにおける価値観の分類は、大きく3つあります


何よりも人の信用と信頼を重んじ、愛する事愛されることを中心に置く「愛と信頼の人」

そして、競争的思考で道を歩み、他者を圧倒する富を求め、またその富をもって他者を救う事を中心に置く「富と名誉の人」

いかなる苦痛や苦悩、苦境にあるとしても、それさえ必要な事であり、自分が目的を達成するために必要な試練だと考え行動することができる「目的と理想の人」の3つです。

愛と信頼

人生の中で、愛や信頼を最も重要と考えるあなたは、お金や名誉などで行動することはありません。

あなたのような人は組織やコミュニティーで最低1人は必要で、闘争や分断を穏便に解決できる中立の人となります。

自分に対する信用低下はもちろん、自分が所属する団体や組織の信用低下も恐れるあまり、過剰な責任感があなたを責めるでしょう。
時には自分以外の人の世話をやき、裏切られたとしても決してあなたから人を裏切ることはなく、強い信仰心で公平でありたいと願うタイプです。

愛と信頼の人は、自分がそうであるように、他者の信用低下を回避する行動を行いますが、これが時に人と衝突する原因となるでしょう。
例えば、約束を守らない人、時間を守らない人、うそをつく人などに対して、たとえそれが些細なことであっても許せない感情が芽生え、そうした人との対立があらわになるのです。

人は人、自分は自分と明らかに割り切る事ができずに苦しみます。
なぜこの人はこうした価値観なのだろう、信用を失う事が怖くないのだろうかと考えてしまうのです。

あなたはご自分の生き方に迷う時期があるはずですが、それを変える事はありません。
この価値観に属する人は貴重であり、優れたリーダーの参謀役として大いに活躍できるためです。

もし対人関係に悩んだり、苦労する場合には、自分の価値観を押し付けていないかを振り返るとよいでしょう。
冷徹に人との関係を遮断する事はありませんが、人にはそれぞれの価値観があるのだということを理解すれば、あなたはさらにもう一段階上位の「愛の世界」へ旅立てるはずです

富と名誉

この価値観を持つ人の特徴は、競争的意識が強く、調和や融和は能力のない人の言い訳であり、この世界はすべて強弱、長短という波動、波によって形成されていると信じています。
他者への奉仕も、自分に与えるだけの余剰があるからできる事であり、富を得る事が悪い事ではないとします。

仮にその富を、他者から奪うものであったとしても、それらは生命連鎖の法則である弱肉強食の競争原理からくるもので、ごく自然な事であるとします。
また、自分だけが富を得て他者へ奉仕しないというのがこの価値観の方であるかのようにとらえられることがありますが、そうではなく、得られた富を使って他者を救ったり、貢献したりするでしょう。

つまり富と名声を主軸とする方は、それらを求めはするものの、本質的に優越感に浸りたいというわけではありません。
また、現代社会において富や名声は人生を有意義に過ごすために必要なものです、ただ、その欲望が強まりすぎて自分さえよければという思考に陥らないよう、常に自身を戒める必要があるでしょう。。

目的と理想

何よりも自己実現することが、人生において重要な事であるという価値観の方です。
全ての生命は自分の欲する目的や、自己実現を通じて世界がよりよいものへと進化してゆくと考えるあなたは、迷いや迷走する事を何よりもの損失だと思うでしょう。
そのため堕落した人、何も事をなさない人、目標が無い人を見ると嫌悪感を感じます。

しかし、自らが掲げた目的、それに伴う目標や理想のために、常に現実の自分との差異が発生し、感情面が成熟していないと自己嫌悪が強くなり、進もうとしても進めない状況になり、それがさらなる自己嫌悪となる連鎖になります。

目的と理想を主軸とする方は、自分を第一に考えるところがあり、また金銭や名誉で動機付けされることはありません。
とはいえ、愛と信頼を価値観に据える人と調和できるかといえばそれはまた難しいでしょう、なぜなら、強い個人主義が時に愛情や信頼をも踏み越えてゆくところがあるからです。




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