悪い兆しを感じるために
人の機運には波長があり、時には追い風が、そして時には逆風が差し込んでくる。人生が船であるならば、そうした風を読む力は航海をよりよいものにできると考えられるため、小さなサインを見逃さないようにしたいもの。
まず悪い兆しはどうしたら読めるのかを考えてみる。
最初にその兆候が現れるのは部屋の中であろう。
それらをいくつか挙げてみたい。
・気づけば部屋が以前より散らかり始めた
・玄関の靴が以前より乱れ始めた
・家電製品が一斉に不調になってきた
・部屋の中で以前より強い何かしらの匂いを感じる
・以前は見た事も無かったら虫や昆虫が部屋の中に居た
・飲みかけや食べかけの物が増えている
これらの事がもし意識できるようになると、不調の兆しと言えるかもしれない。
もちろんそれらには一つづつ理由がある。
1、部屋が散らかり始めた
部屋という場所は自分が最も時間を費やす場所であり、ほとんど無意識に心地よい空間を作ろうとする。
その部屋が散らかり始めたということは、部屋に意識を向ける事ができない状況や思考に落ちているという事を意味するのでは無いだろうか。
例えば酷い体調不良、心因となるような対人関係の不安、経済的な停滞等である。
これらの中でも特に経済的な停滞が始まると、部屋が荒れ始める傾向にある。
2、玄関の靴の乱れ
おしゃれを意識する際に、靴は最後に投資される要素という人が多い。
部屋の中は生活する場所として大きく利用するが、玄関は出かけるときと帰宅する時にだけ利用する場所であり、意識は部屋よりも薄い。
いうなれば、部屋の中が整って初めて玄関がきれいになる。
つまり玄関の荒れは、部屋が荒れ始める兆候であり、これも経済的な停滞が始まる予兆でもある。
3.家電製品が一斉に不調になってきた
この世界に存在するすべての物質は、素粒子から構成されているが、自分を中心としてそれらの素粒子は共鳴しあっている。
例えば交友関係は自分と何かしらの波長が合う人としか出会わないし縁も無いだろう。
これは食べ物、住む場所にも言えるのだが、家電製品でさえもそうした影響を受ける。
自分の体調が悪化すると、同じ空間にある家電製品にも不調が見えてくる。
特に身体的不調は自覚するまでに時間がかかるが、家電製品などはその病と共鳴するため、あなたの意識より早く不調が現れる。
多くの家電製品の中で1つか2つ程度が故障するのなら問題ないが、複数の製品が同時に不調になったのなら、あなたの身体的な不調を疑ったほうが良い。
4、部屋の中で以前より強い何かしらの臭いを感じる
家電製品と同じく、あなたの体臭は部屋の中や服に移りこんでいく。
あなたが外から帰宅した際に、自分の部屋の匂いを改めて感じると思うが、それが少し不快なものであったり、以前より明らかにおかしな臭いを感じたのなら、あなたの身体的な不調を疑ったほうが良い。
特に臭いは自分が好意を持っている場合や、心地よく感じたりしている場合には無臭なのだが、調和が合わなくなると突然意識しだす。
これは部屋だけでなく対人関係でも同様だ。
5、以前は見た事も無かったら虫・昆虫が部屋の中に居た
虫や昆虫もあなたと同調する。
例えば誰もが忌み嫌うゴキブリも、波長が合わなければ一切見ることもない。
これまで部屋に虫などは一切いなかったのに、ある日ゴキブリを見たり、昆虫がカーペットの隅に居た場合、それはあなたの波長が変化しつつある兆候といえる。
そして多くの場合それは悪い兆しであることが多い。
特にゴキブリに関しては深い意味があり、本人の意識レベルが非常に高いと自宅以外でも見ることもない。
自然界の生命は人間よりも波長を感じやすいので、あなたの波長が高次元ならば虫はあなたに近寄らない。
もし部屋に虫が居た場合、近く経済的な停滞、体調不良が来ることを疑うべきかもしれない。
最後に
もちろんこれらの中には、そうではないと思えるものもあるかもしれない。
しかし、何も問題がなかったり、自覚していない場合には目にも入らないし意識もしないはずなのだ。
そこに違和感を感じたということは、自分の潜在意識が何かしらのシグナルを感じているということを理解するべきだろう。
大切なことは、それを単なる現象と捉えるのではなく、そういえば最近○○だな、などと意識してみること。
それらの現象はあなたに改善するためのヒントを与えてくれているのだから。