6月24日生まれの人の運命診断

[この日に生誕した方を表現すると]

やる気の出ない時こそ、自己の内面を見つめる時

[属性エレメント]

人生全般について

　いかなる物欲よりも知的好奇心を優先したいと感じる蟹座のあなたは、やはりその影響を受け、優れた智慧を有し、また求めています。

　智慧は心にゆとりを授け、静かで平穏な性格を主人に付与します。
　どんなタイプの人とも打ち解け、心を通わせるあなたですが、やや引っこみ思案で臆病な一面も。これが短所でもありチャームポイントでもあります。
　しかし、あまりにも消極的すぎる社交性は、恋愛の好機を逸してしまうこともあります。

　他者と争いを避け、たった一つのパイを皆で奪い合う事に意味を見いだせません。むしろそのパイ自体をいかに大きくしてゆくか？という創造的思考を持ち、優れた指導者の素質を持っています。そのような考え方が出来る人は必然的にリーダーとして皆から押し上げられます。　

　仕事や慈善活動において高い実績を成すあなたですが、唯一の課題は身内や家庭内での問題となるでしょう。
　視点が常に外へ向いているため、自らの足元が見えなくなる事が多々あるからです。
　妻、夫、子供、両親、親戚間での人間関係で問題をもし抱えていたら、一旦視点を内に向け、納得のいくまで解決して下さい。こうした問題を放置したままあなた自身の活動を優先していると、やがて本人の努力では解決できないほど大きなトラブルに発展しかねません。

　人の心は波ように浮き沈みがありますが、あなたはその落差が非常に激しいのも特徴です。
　やる気に満ち、エネルギッシュな時期と、何事にも無気力でやる気がわかない時期が交互に到来し、自分でもよく原因が理解できていません。
　しかし、これは知力が高い人によくある感情の起伏ですから、無理に感情をコントロールしようとしないで下さい。そしてこの無気力な時期に入ったら、一旦視点を内面に向けるのです。

　得てして自分が何をしたいのかという未来への目標を見失うと、無気力に陥ったり、他人の目線や言葉に一喜一憂したりします。
　退屈はあなたにとって最大の敵と言えるでしょうから、やるべきことを粛々とこなす事で、やがて打開策が見えてきます。

第四の窓

　人を大切にしたいと思うあまり、その人を束縛するところがあります。
　あなたは自分自身の知力が高い事と判断力に自信があるため、自らの正義感や理性を他者にも無意識に押し付けようとしているのです。
　これは家族に顕著に表現されます。婚約者や配偶者、両親に向けてあなたは辛辣に指導しようとしますが、それが受け取る側の人生のステージに合ったものでなければ、あなたの愛情は単なる雑音にしか聞こえません。

　頭の良い方の特徴の一つに、自らの殻を破れない点があります。
　それは大古の軍師がいとも簡単な策略に掛ってしまうように、あまりにも様々な事を考え過ぎてしまい、最もシンプルな事を判断できないのです。

　人と接するときには複雑な思考や裏を探る必要はありません。普段のあなたのままで接してください、そして特に愛する人に対しては、その人のありのままを愛してください。

愛とつながり恋愛関係

　恋愛に関して高いハードルを設けていないあなたは、生活範囲や仕事関係の間柄で恋愛に落ち、やがて結婚まで進むケースが多くあります。

　相手に多くは求めないものの、相手を心配するあまり束縛し厳しく指導してしまうところがあるのですが、このことが相手との心の距離を開かせてしまう事があります。

　恋愛関係に進展する前と、いざ恋人同士になってからでは扱い方ががらりと変わるため、相手の方も驚くでしょう。それほどあなたは身内に対して強い愛情を持っているのです。

　愛情の表現方法は様々です。その方法を模索する事もあなたには必要です。
　仕事面で多くの実績と高い成績を上げられるのは、常に前を向いており、リスクを最小化する方法は常に前進する事だと理解しているからです。人間関係でも同様に接すればよいのです。

　相手を束縛する感情は、その人よりも自分の思考や考え方が優れているという事を内面で感じているのでしょう。しかし相手の方にもこれまでの人生で学んできた事、体得してきた智慧があります。
　やみくもに相手の上位に立っているという傲慢な思考は一端排除して、対等な立場で向き合う事が鍵です。

職業とキャリア

　思考する事にストレスを感じないため、物事を深く考え探求する仕事が向いています。
　研究者、心理カウンセラー、設計者、デザイナーなど、手本や見本が無い中で、あなたのクリエイティビティーと創造力を活かした活動は天職となるかもしれません。

　特に人間の心についての考察を楽しむ癖があるため、カウンセラーや精神科医は仕事と趣味が区別できないほどのやり甲斐を感じるはずです。

　しかし集団で仕事を行う場合、部下や同僚への接し方に気を付けて下さい。決してあなたの価値観を強制しないように。
　何よりも相手を尊重し、話は最後まで聞くように心がけ、人にはそれぞれの価値観と人生のステージがあることを理解して下さい。