12月2日生まれの人の運命診断

[この日に生誕した方を表現すると]

過度なリスク回避はほどほどに

[属性エレメント]

人生全般について

　慎重で無難、実に安全な道を選ぶ堅実派です。

　明晰な頭脳と少し先の未来を見通す洞察力によって、潜在的な危険性を考察し、自分自身と組織や団体の被害を最小限に食い止める場面が多々あるかと思います。

　これはビジネスで言えば後方支援で力を発揮するタイプで、目立たないけれど鍵となるポジションに抜擢される人物です。

　素朴な風貌と、過剰な言動を慎むので華のある人には見えませんが、こうした実直で素朴な風貌と性格が、大きな仕事や組織の責任者を任されることが多く、また恋愛においては熱烈な求愛を受けるケースがあります。

　物事の裏を読み、石橋を何度もたたいて渡るため、ともすればチャンスを逸してしまう事もあるかもしれませんが、たとえ周囲からそうした批判を受けたとしても、本人は意に介すことは無く、むしろ安全であることを第一の報酬をとらえ、後悔するようなことはないでしょう。

　しかし、あまりにも慎重すぎると経験という報酬は低減します。
　あなたはあれこれと頭で考えるあまり、知った気になる事があります。そしてそれはあなたから自信を奪うのです。

　社会に認められる人物になりたいという願望が強く、強い承認欲求を抱えています。
　それを得るためならば、多少の嘘や見栄を張る事がありますが、本当の自分はそれが実力ではない事を知っているため、一向に本来の自信がつかないジレンマを抱えるでしょう。

　人生の前半では果敢に挑み、失敗を恐れず何事も体験することをお勧めします。
　あまりにも消極的になってしまうと、それがあなたの性分となり、やがて自己不信や自身不安が定着してしまう性格になってしまうからです。
　適度な挑戦と、適度なリスク回避のバランスが大切と心がけ、人生を楽しみましょう。

　そして何より、交際は自分から積極的に動く事です。
　その際に、相手の内面をあれこれ探ったり、不要な裏読みや推測は控えましょう。

第四の窓

　風貌からはあなたの本質はわからないでしょう。
　情熱や好奇心あふれた内面と、朴訥で質素な外面とではあまりにも落差があるからです。

　しかし人間の本質を見抜くことができる優れた人格者からは、あなたの魅力が十分に伝わるはずであり、そうした達観者達からは熱烈な支持を得られるでしょう。

　あなたは苦境に陥った時にこそ力を発揮します。
　日ごろリスクへの警戒を行う事で、思考は常に最悪の事態を想定しているはずです。しかしその想定した最悪の事態をさらに上回る事態が発生したとき、あなたの真価が問われるのです。

　冷静な対処能力と状況判断力は、常に想定外の中から身に付きます。そしてそうした経験を積むことで知る一つの真実があります。それは明日起こる緊急事態についてあれこれ考えてもあまり意味がないという事です。人が未来のリスクを最小限に止める唯一の方法は、今を全力で生きる事以外にありません。

愛とつながり恋愛関係

　同情心から交際に至るケースもあるため、パートナー選びには慎重になるべきでしょう。

　あなたは人から嫌われることが極めて少なく、多くの人から高い評価を得ています。これはビジネスだけでなく恋愛でも同様です。
　誰かを傷つけたり、悲しませる事ができないため、はっきりとした意見を言えず、その場の雰囲気や空気に流されて人間関係を継続してしまうことがあるでしょう。これが恋愛面になると、あまり好意を持たない相手とも惰性で交際を続けたり、自分は相手を好いていると自分自身を信じ込ませようとする傾向もあります。

　こうした行為は相手を傷つけまいとするあなたの思考とは裏腹に、相手を最も傷つく行為と言えます。
　さらに相手に嘘をついている自分自身を許せなくなり、やがては自己嫌悪、現実逃避へと繋がり、自分も相手も不幸に陥ります。

　相手を敬うことと、自分の保身。この二つの感情がよくわからなくなるかもしれませんが、人間関係においては正直に生きることが大切です。

職業とキャリア

　管理能力に優れたあなたは、バックオフィス系、人事系等で力を発揮します。
　人の話し方や態度によってある程度の能力を把握することができる直観力と、少し先の未来を見通す先見性があるため、企業や組織では活躍の場が広がります。

　万能タイプともいうべき能力を備えているため、ほとんどの仕事において多くの適性を発揮します。与えられた環境の中で最大の効果を発揮するための手法を考え、常に改善と改良を加えるための知恵を働かせます。

　理解力が高いため得られた知識を教育したり指導したりする職種には天職が隠れていそうです。また１つの道を究めて研究したり探求する業種や職種にも、強いやりがいを感じるはずです。

　ある日、全ての仕事や責任感を放棄して旅をしたり、放浪したりしたくなる時が突如としてあるかもしれません。そうした行動の背景には、やりたい仕事に就いていない事によるストレスと、責任感の強さからそれを我慢して行いつづけた代償です。

　自分自身の内なる感情と向かい合い、今の自分自身が何を求めているのかという点について、内観るする時間を持ちましょう。