ペットを飼っています。
以前も同種のペットを飼っており、高齢の為死去しました。私自身は別に飼いたいと思っていなかったのですが、親(特に母親)が欲しいとのことで飼うことになりました。共働きの家庭です。
しかし、ペットは母親にあまり懐かず私に懐いたためか、結局両親はペットを放置するようになりました。餌・寝かせる世話からペットに構う世話まで全て私に押し付けられます。
ペットは可愛いですが、私も学生生活がある為正直あまり構えません。しかし、私が構わないと親は餌もあまり与えず、ペットにも全く構わない為あまりにもペットが不憫です。
また、自身は来年度から就職するのですが、残業が多い業界でもありペットを連れ出すこともできません。
ペットが余りにも不憫であり、私がいる間だけでも可愛がりたいのですが、正直ストレスでもあります。どう対処すればいいでしょうか、、、
あなたの中に、命に対する関りや、責任というものが試されている、または意識されている状態なのかもしれませんね。
あなたは今、ご両親の事と、ペットの事、そして学生としてのご自身の事と3つの事象に囲まれ、優先順位をつけたいと感じているのかもしれません。
しかし、すべての事に命が関与しており、放っておけないあなたの優しさ、責任感とのはざまで葛藤しているのでしょう。
人は生きていく中で様々なトラブル、障害、障壁、思いもよらないような事柄に遭遇します。
しかし、それらの多くは、実はすでに周囲でいつも常に起きていて、たまたまあなたがその事象レベルに達したため、見えてきている事が多いのです。
脳は余分は情報を排除する機能を持ちます。
これを脳幹網様体賦活系、スコトーマといい、今の自分が生きる上で特に必要とない情報は、見えないように脳があえて遮断しているということです。
例えばあなたが今直面しているのは、学生生活、社会人への準備、両親の事、ペットの事、収入の事、恋愛の事など、いくつかの気になる出来事があるでしょう。
しかし、今日、または先日、あなたは街中を移動している時、または電車の中で「赤い服を着た男性」を何名見たか覚えておりますか?
おそらくあまり覚えていないでしょう。
しかし脳(眼)は確実にそれらを見ているはずですが、脳は覚えていないのです。
これは今のあなたにとって、赤い服を着た男性は、あなたの人生、今の生活に特に影響がないために、記憶に残さないようにしている、スコトーマによって遮断しているのです。
脳はこうしてエネルギーを効率的に活用しています。
チャンスや不安などは、全て言い換えるとこのスコトーマによって自分の立場が見え方を変えているだけとも言えます。
もしあなたが、ペット関係の研究やトリマーの職に就く予定の場合、今の状況はそれほど悲観的にはならないでしょう。
しかし、そうではないために悩まれています。
ペットの事があなたの人生にはさほど影響がないと感じているからにほかなりません。
しかし、現実問題としてご両親の事、ペットの事でこれだけあなたに関りを持ってくるという事は、そこにはあなたの潜在意識レベルが何らかの変容を求めている事があるかもしれないという事です。
さて、ここからがあなたの経験値を積むための大きな行動になります。
あなたが過剰にペットを世話をするために、ご両親が世話をしなくなったとも考えられますし、本当に世話ができなくなっために、あなたが世話をしなければならなくなったかもしれません。
もし残業やプライベートで世話ができなくなるようなら、ペットを他の方へ譲る方法もあるでしょう。
どのような方法をとるとしても、あなたが決めなければならないのは、後悔しない行動を選択するべきだということです。
もしペットが不憫と思うならば、あなたのご家族として最後まで面倒を見ると決める。
またはご自身の生活、プライベートを重要視すると決めるなら、その場合ペットはどうするべきかの道を考える。
いづれにしても、その決断方法は、今後、あなたが社会人になった際にも模倣されるでしょう。
こうして人は人格が形成され、生きていくための方針みたいなものが形成されてゆきます。
是非ご自身と対話し、なぜこのタイミングで自分がペットやご家族の課題と直面しているのか、よく問いかけて見て下さい。
答えは全てあなたの中に眠っています。