喪失への恐怖

7月12日生まれです。
何年も前からこちらのサイトの誕生日診断を参考にしていて、以前に何度かご相談させていただいた経験もあります。

自分は今年22歳になりましたが、年齢を重ねる毎に誕生日診断のページに書いてある事柄の正確性・信憑性を実感する出来事が増えてきて、驚く事が多いです。
今もなお時折読み返しては大変参考にさせていただいております。

自分も年齢を重ね多少成熟した事で診断の大半は理解出来るようになりましたが、
下記の部分についてお尋ねしたい事があります。

>喪失する事は失う事ではなく、新しい荷物を持てるきっかけを与えられたのだと理解するしましょう。人間は両手に荷物を持っていたら新しい荷物は持てません。
>失う事は新しい世界へのチケット代なのです。そしてあなたはその新しい物を手に入れる力があります。
>あなたがそうした喪失感から解放されると、行動する力は正のエネルギーとなり、潜在的に眠っていた様々な才能が次々に解放され、これまでの自分とはまるで違った価値観を手にし「生まれ変わった新たな自分」へ変貌してゆく事になります。

——
診断にもある通り、確かに私は喪失感(例を挙げると人に嫌われる事など)に苛まれる事が非常に多いです。
診断を読んで、喪失する事を正しく理解する事でより良い自分に変貌出来る事を頭では理解出来るのですが、実際に喪失する様な出来事に直面した際にはやはりまだなかなか受け入れられずにいます。

喪失を正しく理解し新しい自分に生まれ変わる為に、上記(引用部分)のより具体的な説明と、喪失感に対するアドバイスを頂戴したく思います。
また、「生まれ変わった新たな自分」とは一体どんな姿なのか、具体的な説明も可能でしたらお願いしたいです。

助言を受け、努力を継続する事で、新しい自分に変貌する事をとてもとても楽しみにしております。
よろしくお願いします。

「喪失への恐怖」への1件のフィードバック

  1. ご相談拝見しました

    喪失感はどんな人でもついてまわる感情です。

    それは、すでに所有していたという状態からの変容であって、例えるなら人間関係、経済力、知識、地位などです。

    ある日突然変化するような場合もあれば、徐々に、本人にも気づかないような変化を積み重ね、知らぬ間に変容していたという事もあります。

    大変な修業を積んだ僧侶や大賢者などでも、常に変化への葛藤はあるでしょう。

    それくらい人間はDNAで変化を恐れ、現状を維持したいというホメオスタシスが宿っています。

    ご質問にあります正しい理解の方法というものは、正直ありません。

    もがき苦しみ、その都度乗り越えながら、後日・後年、あの時の事件や障害、トラブルが今の自分を作り上げてくれたと振り返って感じるものだからです。

    喪失感が特に強いと感じる人は、自己愛が強い傾向にあり、社会性に関心が薄くなる傾向があります。

    例えば選挙に行かない、他人は他人とすっぱり切り話せるなどです。

    ですが、喪失感を乗り越え、つまり孤独感と共存できるようになると、社会性が高まり、自己と他者との境界があいまいになってきます。

    この状態が、その人の究極系ともいえる進化であって、それには長い年月が必要でしょう。

    本当の意味で喪失感を切り離すことができるようになると、あなたの思考の中から喪失感という概念がなくなります。

    回答にはならないかもしれませんが、方法というものはないのです。

    何度も何度もつらく悲しい経験を積み、心に深みを増してください。

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