こんにちは。数週間前に気になる夢を見ました。
私の父は昨年亡くなったのですが、生前の父は、地元を出て行くように強く私に言っていました。私が問題のある行動を取っていたからです(犯罪などではありませんが世間体を顧みない行動です)。
私自身も出て行きたい気持ちがあったので(家族は共依存のような関係でした)、2年ほど別の土地、都会で住み込みの仕事をしていたのですが、父が亡くなったこともあって最近、帰ってきてしまいました。
それからしばらくして夢を見ました。僧侶の姿をした父が現れます。場面が変わって、小学生時代の同級生と再会して気まずい思いをします。そしてまた場面が変わって、東京で職を探している自分がいて、そこで夢は終わります。
私にとってわかり易い内容の夢でしたので、心の奥底では、私はまた生まれ育った土地を出て行くことを望んでいるのかなと思いました。
ただ寝ている時に見る夢の内容を現実の指針にするという習慣がないので、暗示に従うのか無視するのかで少し悩んでいます。地元で働き始めたのですが、トラブルメーカーになってしまって上手く生きてゆけないのではという不安を感じているところです。
アドバイスをいただけたら幸いです。
1986/11/22生まれの男性です。
夢についての考え方は多数あります。
最も単純な解読方法としては、記憶の整理です。
脳は膨大な情報を日々収集し、処分しておりますが、その作業は睡眠中に行われます。
それが夢として現れるので、現実世界で見たもの、出来事、印象に残ったことなどがシーンとして現れ、起床時にそれらに物語化するために”意味づけ”したものが夢となります。
もう一つは、脳は無意識下でも常に働いており、問題解決を行います。
例えば瞑想がよい例ですが、目を閉じて無我になり、覚醒していながらもまるで睡眠中のような状態になるとき、脳は非常にクリエイティブになり、日頃悩んでいることや、解決策を考案したりします。
そのため、海外の有名セレブなどは瞑想を積極的に行うのです。
あなたはご自身の事を問題児と認識しています。
おそらくあなたご自身が思うお父様の印象は、「自分の事をそのように認識していながらも、しっかりと自立してほしいと思っているであろう」と感じているはずです。
その思いが夢の中で出現し、僧侶という象徴的な姿で現れたのかと思います。
・小学生の友達と再会し気まずい思いをしたこと。
・東京で職探しをすること。
これらの事から、あなたご自身がおそらく「地元には居たくない、または居ずらい」と感じており、多くの人があなたの事を知らない場所で暮らすことを模索しているともかんがえられます。
先ほども書きましたが、脳は無意識下でクリエイティブに課題解決を行います。
夢はその解決策の啓示である可能性もあるので、あとはあなたの心と対話し、何が本当に行いたいことなのかを探るとよいと思います。