運を手に入れるには


コラム - 運を手に入れるには



何をやってもうまくいかないとき、逆に何をしても自分に好都合になるとき。

そんな人知を超えた目に見えない何かが影響し、自分を援護している、または邪魔しているようなものとしてとらえられるのが運ともいえる。


人はなんとしても幸運を勝ち取り、実力以上の益を得たいと思う人が多い。
しかし、そうした願望とは裏腹に、手のひらからするすると自分の資源は逃げてゆく。

気づけば、幸運どころか悪夢としかいいようもないほど、何もかも失っている場合が多い。


ビジネスで大成した人や、生まれながらに名家に生まれた人生。
宝くじで偶然大金を手にした人などは、実際に多数いる。

彼らの多くは運の要素が強かったのだろうが、肝心なのはそのとらえ方だろう。



私なりに運について考察するとき、ある3角形を思い描く。


1つ目の頂点は自分の立ち位置。

これはとても重要で、大局的な視野とも表現できる。

波のない場所でサーファーが待ち構えていても、そこが海ではなく沼だったら、永遠に波にはのれないだろう。
一方同じ海でも、穏やかな浜辺より、世界中のサーファーが集う場所に行ったほうがチャンスは多い。



2つ目は時代の流れ。

これは時を待つということともいえる。
この世界のすべての出来事は、循環している。

運も同様で、良いサイクル、悪いサイクルというものがあり、言い換えると自分が好都合と思える事に追い風になる局面と、逆風になる局面があるということだ。

逆風に逆らって船をこいでも、一向に進まないので、この場合には良い風が起こるのを待つほうがよい。


3つ目は良い人との出会い。

水は上流から下流に流れるが、人の知識や富も人からもたらされることが多い。
良い人との出会いは、その人に付着している幸運の片鱗を共有できることにもなる上に、すでに自分よりも優れた知恵や思考を持つ方から学習できるきっかけを得られる。

この3つを頂点とした三角形に円を描く。
そしてこの円の中に「運」というものが存在する。


例えば3つ目の人との出会い。
現代社会ではコミュニケーション能力が低い方が増え、実際に人と出会うことを避けている人がいる。
そうなると、1つ目と2つ目の頂点は高いのに、3つ目の頂点が低いため、その頂点を結んだ円周を描くと、著しくゆがんだ楕円形になる。


バランスのよい”1、2、3”の関係性が伸びて大きな円が描ければ、運の総量が多くなる。
しかし、自分は現在、運が悪いと感じた時には、この3つの頂点の内、どれかの頂点が低くなっているのではないだろうかと疑うべきだろう。

さらに大切なことは、この三角形のそれぞれの頂点は、自分自身の思考力によって強化される。
思考がマイナスだと、自分の立ち位置もよくわからなくなり、流れを見極められず、良い人ではなく悪しき人との出会いを繰り返す。

そして多くを失うことになってゆく。


3つの頂点を描く際に最も大切なの自分の思考。

そのためには、自分がこの広い宇宙の中で、何をなすべきかを考える事だろう。
たとえ自分が経済的に貧しくとも、心は清く崇高でいられるか否か。
自分が苦境にある中でも、人を笑顔にすることができるか。

そうした魂の強さが三角形を大きくしてゆく。


不平不満を言わず、どのような出来事であってもそれを必然ととらえ、自分が見えている事実、自分に降りかかった事実に意味を感じ、それを転換させる考え方を持つことができれば、あなたの人生で描かれる三角形の大きさは徐々に大きくなるはずなのだ。


人生の8割、いや9割はこの思考方法、つまり考え方が支配しているといってもよいかもしれない。
出来事が同じでも、自分の捉え方、思考方法次第でいかようにも前向きに受け止める事ができるからだ。

よい思考方法を持つことで、良き人と巡り合える。
良き人との出会いは、多くのチャンスがふりかかる。



もし自分がツイていないとか、運が悪いと感じたら、自分の考え方が運がよいと感じていた時と比べ、変化しているのではないかと見つめ直してみるとよいだろう。



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