異国の地に菓子を届けに行く


夢日記 - 異国の地に菓子を届けに行く



300年近く続く和菓子屋で働いているという内容で夢が始まった。

毎日注文が届くのだが、この日は天皇家や海外のVIPからの注文も相次いだため、自らが菓子を届けに行くという流れになった。


1軒目はお店のすぐ近所で、大阪市内。
次のお客はイスラム国、そして3番目はチベットだった。


注文は電話で受け付けるが、後日振り込み、または現金が送られてきて初めて製造が始まる。
中には現地通貨を封書で送ってくる人もいるので、従業員は毎週末に銀行へ行き、外貨両替の手続きを行っていた。

この日も封書が投函されており、見たことの無い国の紙幣が届けられた。
そして1枚の地図が添えられている。

どうやらここに送ってほしいという事なのだろう。



地図に在った住所は非常にわかりにくい地形で、しかもかなり古いものらしく、現地へ行ってみると様相はだいぶ異なていた。
例えば地図に書いてあった”大きな看板”という目印的なポイントはすでにビルに建て替わっていたし、四つ角が無くなっていたりとだ。
完全に地図は役に立たない。

しかも、この国では英語が通じない。
完全に母国語のみを話す住民達だけで、店で飲み物を買うのにも苦労する。



行く先々で、肌の色と異国の言葉を話す自分に不思議な視線を浴びせてくる住民達。
こちらも友好の印ではないが、敵意がない事を証明するために持参した菓子を子供たちに振る舞うのだが、ここまで困難な道程は初めてだった。

幸い、送られてきた紙幣がこの国の最大単価紙幣だったので、お金には苦労しない。
ただ、コミュニケーションがままらないないと、買いたいその物がいくらなのかさえわからない。



歩きながら高齢の老人や老婆に、恐らくは古いであろう地図を見せているのだが、今のところ手がかりは無い。
あまり奥へ行きすぎると、返ってこれなくなりそうだし、さらに今夜の宿はどうするべきかも悩む。







一旦ホテルに戻ったが、すると同じ建物に旧友たちが数名宿泊している事を知った。
心強い限りなのだが、私が知っていた友人たちと異なり、すっかりこの国の文化になじんでおり、どこか他人行儀だ。

とりあえず夕食を摂りたいと思うのだがホテルにはレストランが無い。
街は閑散としていて、飲食店は数が限られている。

安全で安心な食品にアクセスするためには、電車でかなり移動しなくてはならない事もなんとなく分かった。
ならば、同じホテルに宿泊している友人達を誘おうと考えた。

きっと彼等もお腹を空かせているはずだ。


調べてみたら、ここから20分ほどの距離にある駅に、外国人向けの肉料理屋がある事を知った。

電話で友人たちを駅まで呼び寄せたが、ある者は肉が食べたくないと言い、またあるものは出るのが面倒だという。
ただ、この世界では一度食事の機会を逃すと、次にいつありつけるかわからないほど食事情が不安定なのだという事も理解しているため、しぶしぶ彼らは駅に集まってきた。
時間にルーズだ、、、1時間も遅刻して。



その肉料理屋は駅の目の前にあり、非常に高級そうで豪勢だった。
私たちは日本から来たので、従業員にメニューの読み方、食事の作法などはよくわからないと伝えておいた。


フロアマネージャーらしき紳士は丁寧にテーブルへ案内してくれ、人気のTボーンステーキを進めてくる。
価格を見たら飛び上がるほど高かったが、せっかくの友好的な空気を壊したくないので、自分はそれを注文し、他の2名は、ビフテキサンドと、リブロースステーキを注文する事になった。



そのそも、何故この2人がこの国に居るのか不思議だったので、尋ねようとしたが、そのタイミングで料理が運ばれてきた。





「回想」

中途半端な状態で夢が終わった。
再度入眠したら、別の内容の夢に切り替わっていたので、この夢にはこれで何かのメッセージがあるのだろう。

内容的には、仕事への集中力、困難の克服、友人への配慮。
様々な要素が絡んでいるようだが、自分自身はさほど心が疲れているわけではなく、それはそれで楽しんでいるようだ。

恐らく、現実社会で今依頼されている未知の分野に近い仕事が頭を悩ませていたので、それが別の形で夢に現れたのかもしれない。



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