亡霊を弔う仕事、そして帰り道を見失う


夢日記 - 亡霊を弔う仕事、そして帰り道を見失う



夢の中で、自分は特殊な職務に就いているようだった。

同じ職種に就いている他のメンバーも、もちろん自分も、亡くなった方が見える能力を持ち、交通事故で亡くなった方、病気で亡くなった方など、その場でうずくまる亡霊を弔い、昇華させる役割が私たちの仕事なのだ。

しかし、それには危険も伴う。
彼等は自分たちが無くなったという自覚は無く、様々な形で現世界に介入して来ようとする。
時には悪戯や心霊現象のようなものを起こし、一般人を驚かせる。


本来は丁重に弔うのだが、そうした悪戯を繰り返す亡霊は、駆除しなくてはならない。
彼等も悪気が無くやっている場合もあるので、非常に心が痛む。



そして最も危険な仕事が、玉突き衝突事故現場や地震、災害現場だ。
そこには膨大な亡霊が密集しており、彼らは自分たちがまだ生きていると錯覚している。

そのためその周辺は厳戒態勢が敷かれ、私たちのような任務の職員が大量派遣される。
中には乗り移られて気がくるってしまう職員もいる。

そうなったら、仲間と言えども、その職員も抹殺しなくてはらないという過酷な状況になる。



私たちは3人1組で行動する。
今回向かった現場は某ガソリンスタンドだ。

衝突をしたトラックの運転手が、まだ自分は生きていると思っていて、給油をしにくるというのだ。

おそらく現世でも相当荒い性格だったのだろう、亡霊になっても我々を威嚇している。



私たちは亡霊からも見られるため、それぞれの職員の居住地は一般の人とは異なる場所にある。
やや隔離された場所で、同じ職務に就く者同士で暮らすのだ。


その街の中にチョコレート専門のドーナツ屋さんがある。
甘いものが欲しい時には、いつもここへ来る事にしていた。


店の前には行列ができていたが、店内のイートインで、客の1名が柵に脚をもたれかけていた。
明らかに不快な態度だった。


スタッフがそれを注意するのだが、声が小さくて迫力が無い。
しかもその客に声が届いているのかも謎だ。


仕方ないので私が代わりにその客へ指摘をした。
ともすれば喧嘩を売られるかと思ったが、案外その客は素直で、そそくさと帰宅していった。



私はドーナツを2個ほど買い込み、自宅へ戻ろうとした。
しかし、どれほど記憶を紐解いても、自分の家まで戻る道が思い出せない。


何かがおかしいと思い、交番へ行き、自宅の住所を伝えて道を聞く事にした。
すると親切な職員が私を自宅まで誘導してくれるとういのだ。



それほど遠い場所へ来た覚えはないのだが、彼は非常にゆったりとした運転で、見たこともない道を行く。
本当にこのまま彼の後ろを点いて行っていい物かどうか迷ったが、自分で帰り道が思い出せない以上、付いていくしかないのだろう。




「回想」

不思議な職業につく夢だった。
何故亡くなった人が見えるのだろうかと考えたら、現世界で見えないリスクやチャンスを自分自身がもっと見たいと思っているのかもしれないなと感じた。

夢の前半はそのような感じで進み、後半は再び家に関する夢。
そして今回は家自体ではなく、帰り道が分からなくなるというもの、、、ここに非常に重要なメッセージが隠れているような気がする。

帰りたくないという事なのか、もしくは自分が暗中模索しているのか。
考えさせられる。





Copyright(C)spiritual-life. All Rights Reserved.