ミサイル落下後、街を放浪する


夢日記 - ミサイル落下後、街を放浪する



ぼんやりとベランダを眺めていると、少し離れた場所にミサイルが落下した。

折しも北朝鮮のミサイル報道が連日流れる中で、夢の中でもそうした事を意識して登場したのかもしれない。


無論、本物のミサイルが落下するシーンなど見たことが無いので、過去に見た映画などからの記憶なのだろうが、巨大なロケット型の筒状のミサイルが地面に突き刺さるのだ。

自分はベランダから見ていて、まぁあれだけ遠ければここまでは影響ないだろう、、、と楽観していたのだが、その直後、猛烈な爆風で建物丸ごと空中に巻き上げられてしまった。


建物に押しつぶされて死亡しないのが夢のいいところだ。
コンクリートや鉄骨破片、周囲でも同じように吹き飛ばされた人々が私と共に空を舞っている。


運よく雑居ビルのアンテナにひっかかり、私はそこから地上に降りられた。

猛烈な爆風なので来ていた衣服は全てはぎ取られてしまったので、素っ裸なのだ、、、
どこかで羽織るものを探さなくては。


どれだけ飛ばされたのかわからない。
周囲を見渡しても、人気はまったくなく、正面には和菓子屋さんが1軒だけ営業していた。

営業中なのか無人の廃墟なのかよくわからないその店先に行くと、ショーケースには桜餅が陳列されていた。



店に入ると、中からおばあさんが出てきて、餅は何個必要かと尋ねてくる。
私は今日、いや、さっき起きた出来事を話すと、驚いた様子も無く、素っ裸の自分に着物を渡してくれた。

また財布はもちろん一銭も持たない自分に桜餅を数個分けてくれた。


この地域も、近々放射能で汚染されるかもしれないから、一緒に逃げようと誘ってみたが、自分はもう年だから逃げる気はない、ここに居るよといい、部屋の奥へ戻ってしまった。



私は桜餅を紙袋に入れ、店を出た。



こういう場合、自分はどこへ向かえばよいのかがまったくわからなかった。
とりあえず落下場所からなるべく離れる方向を進むのだが、人の気配は全くない。



もしかしたら、地下シェルターのようなものがどこかにあって、皆そこへ避難しているのだろうか。
しかし、すでに相当な放射能を浴びているはずなので、今更助かろうとも思っていない自分もいる。

ならばさっきの桜餅のおばあちゃんの家に戻るべきだろうか。




「回想」

とてもリアルな夢だった。
ベランダから見ている光景は、実際のマンションのベランダから見ているものと似ており、起きたときにも少し混乱した。
実際のミサイルが落ちたらこんな程度じゃすまないのだろうが、自分の準備不足と、まさか日本が攻撃を受けるわけがないという楽観的な安心感。
平和ボケしている証拠だな。


あの餅屋のおばあちゃんは、以前住んでいた家の近くにあった団子屋の人に似ていた。



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