畳細工の芸術品、IQ180の友人に振り回される


夢日記 - 畳細工の芸術品、IQ180の友人に振り回される



高級デパートらしき場所の食器売り場に居た。

非常に薄いガラスの容器を3つほど買いたかったのだ。
ワイングラス、小さ目の花瓶、そしてなぜかラーメンの丼タイプのものを選んだ。

新人らしきスタッフの女性が包装してくれたのだが、緩衝材を入れていないため、そのまま袋を上に持ち上げたら中の商品が割れてしまった。


だがこれも仕方ないなと思いつつ、もうしばらく売り場を見る事にした。
この日は催し日らしく、広い売り場のあちこちで普段は見かけない商品が置いてあった。

私が歩くたびに、袋の中で割れたガラスの破片がぶつかる音がする。


と、その時ベテランらしきスタッフがそのことを訪ねてきたので説明をすると、すぐに新しい物と交換すると言い出した。

私は特に気にしてしなかったが、破片を持ち歩いていても仕方ないので、ありがたく好意を受け入れた。




特設会場の一角では、畳を使った衣装や装飾品の展示がしてある。

見本として、女性の着物、日本刀、トートバックが飾られていて、それらは全て畳でできているのだ。


畳の着物・・・、どこかごつごつして着ずらそうだが、これも芸術なのだろう。



展示物に価格は表示してなかったが、小さい案内版に講座募集の告知があった。
5月、8月、10月に開催するらしく、その下にはそれぞれ参加予定者の名前が書いてあった。

8月が最も参加者が多く、5月はほとんどが外国人だった。



職人が技を知るためには、まず分解からが基本と言い、展示してあった日本刀を製作工程の逆順でほどいてゆく。
講座参加予定者はそれをじっと見つめながら、自分が本当に講座に通えそうかどうかを判断するのだ。



そもそも畳の素材で日本刀を作る意味がよく分からないが、分解する工程は驚くほど繊細で巧妙だった。
自分は胸に手を当て、本当にこの芸術に興味があるのだろうか?!と考えたが、いまいちだったので申し込みは遠慮する事にした。



先ほどの店員がガラスのお詫びをしに来たが、どうか気にされないようにと伝えると、話は変わって外壁の厚さの話題を振られた。

私の自宅の外壁の暑さの事だろうか?。


相当頑丈で厚い外壁である事だけは伝えたが、別の会場では内外装の特設会場もあるらしいので、是非覗いてほしいと懇願された。



デパートを出たが、まだ待ち合わせに友人は来ていなかった。
仕方ないので、来るまで運動でもしていようかと思い、部屋に一度戻りウェアに着替た。

自宅はそのデパートの上階にあるので近いのだ。



そのマンションは非常にいびつな構造になっており、各部屋に鍵と呼べるものはない。
それぞれの住民は信用と信頼関係で結びついており、あえてセキュリティーを設けない事でプレミアム感を出しているのだ。


19階のロビーはまるで船のデッキのようになっており、フロントコンシェルジュ、クリーニング、トラベル、食品、リラクゼーション、エンターテインメントなど、あらゆるサービスに対応したスタッフたちが忙しなく働いていた。


私の部屋は19階から1つ上の20階で、専用のエレベーターで行く。
カードキーを差し込むと自動的に本人認証が行われて動き出すのだ。



部屋はそこそこ広く満足しているのだが、形状が非常にいびつで隣の住民との区切りがまったくない場所が数ヶ所ある。

たまに隣の家族の子供が自分の部屋のソファーでくつろいでいるのを見かけるのだが。
でもまぁ、ここはそういう空間を許せる人が暮らす物件なのだろうと思うようにしている。


外出着としても見た目に問題が無いトレーニングウェアに着替えてマンションのジムに向かった。
友人から着信があれば、このまま着替えずに出かけてしまおうと思う。



運動を開始して十数分たったころようやく友人から連絡が入った。
てっきり到着したのかと思いきや、これから買い物に行きたいのでさらに1時間ほど遅れるというのだ。

まぁいい。
運動しているから、終わったらまた連絡してほしいという事だけを伝えた。

友人は悪びれる様子もなく、明るく電話を切った。


IQが180近い天才的友人なのだが、そのせいか行動がいつも破天荒なのだ。

あの畳の展示会場へ行き、そのまま師匠に弟子入り、、、なんてことにならなければいいのだが。





「回想」

夢に出てきたデパートは、どこか現実世界の売り場に告知しており、これは記憶の断片から構築されたのだろう。
しかし、畳の芸術だけは完全なる夢の中の創作だ。
そんなものは存在しないし、恐らく制作は極めて難しい。

待ち合わせをしていた友人がだれだか思い出せないのだが、言動や態度は、まるで自分自身のようで困惑する。










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