天職が見つからないという人へ


コラム - 天職が見つからないという人へ



現代社会は、多くの職業があり、分業体制が整っています。
一つのサプライチェーンを構成する中でも、上流工程から下流工程まで、実に数百という職業に細分化されており、多くの人が毎日懸命に働いています。

単純作業を繰り返す人。
何か新商品を開発する人。
経営者にアドバイスする人。
お金を管理し、運用する人。

今の世の中はある程度の経験がなけれあ、こうした業種間天職は難しいのかもしれません。


自分にはもっとやりたい事があるはずだ。
自分にはもっと最適な、他者に貢献できる仕事があるはずだと考える人もいるでしょう。


それは天職として捉えられ、学生でも年配の社会人でも、自分の天職が見つかれば幸福だと感じているかもしれません。


しかし、天職というのは存在しないというのが私の意見です。



人は仕事に呼ばれます。
人が仕事を選ぶのではないのです。


運命は非常によくできており、あなたの成長に寄与する障害や人間関係、仕事がその時期やタイミングで見事に目の前に現れるのです。


天職とは、言い換えると今働いている仕事の事です。


その仕事を全力で取り組んでいると、やがてそれが天職となります。




極まれに何かのきっかけでその職業の事を知り、その業界に飛び込んで天職とする人も居ますが、これも仕事に呼ばれたと言ってもよい事でしょう。



やりたい事が見つからないと嘆くなら、まずは目の前にある仕事に全力で取り組む事がもっとも大切な事なのです。




天職とは、これをやれば幾ら稼げるとか、名声が得られるという俗物的な欲望と切り離されています。
ただ単にそのことがしたくてしたくて仕方ないというのが天職であって、お金は気づいたらあとから付いてきた・・・
という場合が多いのです。



どんな些細な事からでも、まずは目の前にある事から始めてみる事です。
何かに懸命になると、雑念が消え、その仕事が楽しくなります。

やがて天職などという事も忘れる事でしょう、そしてその時こそその仕事が天職となるのです。




年齢や経験によって、天職は変化します。
一つの場所に安住することなく、挑戦し続ける事で、新たな自分の才能が開花し、その新しい次元の自分にあった天職が目の前に現れるのです



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