窓の無い家に住み、単独登山をする友人を待つ


夢日記 - 窓の無い家に住み、単独登山をする友人を待つ



半分寝ぼけている状態と夢の中の状態が交錯し、妄想なのか夢の中なのかが区別できない状態だった。

始まりは小さなショートケーキ型をした住み心地の悪い住居に入居するシーンからだった。


これまで数回引っ越しをしていたが、この世界では窓がある物件は超高額で、基本的に皆は窓の無いアパートに住むのが常識のようなのだ。

何故ショートケーキ型かといえば、道路の分岐点の中央に立つ物件で、現実世界でもよく見る条件の悪い建物。
そこに賃貸として、1F~3Fまでが募集をしたいたので、最も家賃の安い1Fを選んだ。


恐らく交通量が多いため、衝突リスクを考えて家賃を安くしたのだろう。



部屋の中に窓は無く、唯一外が見える部分は格子状の換気用であり、景色を見るなどと呼べるものではない。

電気を今朝は真っ暗なその部屋だが、受け入れるしかない。


それまで住んでいた窓付きの高層マンションは一般的な一人暮らし賃貸価格相場の10倍もしていた。
さすがにもったいないので引っ越しす経緯になったのだ。


夢の中には懇意にしている人、友人が登場した。


その友人の家は小さい窓はあるもの、主要都市から相当距離があるため、比較的金額は安い。
かなり散らかっていたが、人が住んでいるというぬくもりがあった。


どうやらその人は、来月かなり危険な登山を検討しているらしい。
今日はその相談なのだ。

本来はチームを組んで登山するほどの難関コースであると聞き、何故単身で目指すのか?と聞き返すと、そのほうが安上がりだからだという。

しかし万が一遭難したり、トラブルに遭遇した場合を考えれば、多少コスト高になっても命の担保をした方がいいのでは?と諭したが、言う事を聞かなかった。

何より本人には自信があるようだ。
そして私への相談とは、もし万が一の時には緊急連絡先として受けてほしいという事だった。


登頂当日、日本からイタリアへ二人で移動した。
登山はイタリア北部からアルプス山脈を目指すコースなのだ。

向かう途中、様々な世界遺産が目に入ってきた。
イタリアなのにモアイ像やスフィンクスまであったが、夢の中ではなんら不思議とは感じていない。


そして何より不思議なのはイタリアまで日本からバイクで行けた事だろう。


時刻が近づいてきたので、私は日本に戻る事にした。
しかし、またあの窓の無い部屋に戻るのかと思うと気持ちが滅入った。



「回想」

登山を目論む友人役は、ごく親しい関係の人だった。
無論、その人が登山をするなどとは聞いたことが無い。

夢の焦点は、旅立つ友人というフェーズなのか、窓の無い部屋の方なのかがはっきりしないが、閉ざされた空間から解放されたいという願望が漠然とこの夢の内容を形成しているようにも思えた。




Copyright(C)spiritual-life. All Rights Reserved.