異国に旅をする夢


夢日記 - 異国に旅をする夢



ワンタン麺が食べたくて中国に旅行したシーンから夢が始まった。

近頃は航空券も安くなり、気軽に海外に行ける。
古い友人の紹介で宿も安く手配してもらえた。

空港からモノレールで市街地に出て、そこから徒歩で宿に向かう。



宿は日本の民宿のような感じで、中国感が出ていてほのぼのした雰囲気だ。
少し衛生面が気になるが、まぁそこは中国らしさとして文化の一部だ。


到着したのが午後だったからか、宿の中では昼食後のフルーツをつまむ宿泊客が食堂に集まっていた。
宿の女主人は日本語が唯一話せる人なので、ほっとした。

あんたも食べるかい?と尋ねられたが、これから遅めの昼を食べに行く事を伝え遠慮しておいた。



部屋は素朴だが冷暖房も完備されているし、清掃も行き届いていて快適だ。
WIFIも使えるので、ネットで調べ物もできる。

とりあえず何か食べに行こう。



裏路地のような小道を出て大通りに出ると、通り過ぎる人々の服装が気になった。
同じ服装の女性が多数いるのだ。

赤いスカート、白いブラウス、胸には同様に赤のネクタイかリボンという風貌で、街中や景観の良い場所で撮影している。
何か成人式のような儀礼的慣行なのだろうか。

中には日本語を話す女性もいるので、成人式ではないのか・・・。


声をかけてみたいと思ったが、それよりもまずは昼食を先に済ませようと思い先を急いだ。
店の主人にこの事を聞けばきっと教えてくれると思うし。


しばらく大通りを進むと、目の前に色黒の少年が何かから逃げ惑うように走っている姿が見えた。
何事かと思ったら、スズメバチの大群が少年に群がっていた。

少年は体中を刺され、またたくまにその部位が膨れ上がっている。


助けようにも近づけない。

すると、近所の八百屋のおじさんが少年に抱き着き、スズメバチを全て払い、自分が身代わりになった。
勇気ある行動だ。

おじさんは蜂の猛烈な攻撃を背中と首に受け、悲鳴のようなうめき声を上げていた。



こんな人目に付く大通りでスズメバチの大群・・・
もう少し時間がずれていたら自分が蜂に刺されていたかもしれないと思うとぞっとした。

ここではよくある事なのだろうか?。
周囲の人々は冷静にその様子を眺めており、だれも助けようとはしていない。



少年と八百屋のおじさんはたまらず道路わきにある池に飛び込んだ。
しかし顔を水面から出すとそこへ容赦なく蜂が群がる。

水しぶきをあげながら蜂を追い払おうとするが、怒り狂った蜂は容赦がない。

私はどうする事もできないので、わき見へ入り、とりあえず市街地へ向かった。




市街地は巨大なデパートやショッピングモールが多数ある。
こうした中でとりあえず食事をすれば安全だし、間違いはないだろう。

最上階にあるレストランに向かう途中、家電売り場やアパレルフロアなどを通過したが、とにかく日本製が多く目立つ。

中国人顧客の多くは日本製品を求めており、店員も中国製品をあまり進めてはいないようだ。
特に炊飯器の人気が高く、日本では見たこともないような巨大で大きな特殊窯のような炊飯器もあり驚いた。



飲食店街に到着したので、ワンタン麺のある店を探す事にした。
日本語表記をなるべくしていない地元人が来る店に行きたいと思っていたので、一番角地の隅にある、古ぼったい店にした。

言葉はよくわからないが、写真がメニューの下に張り付けてあるので、それを見ながら注文した。



宿に戻ると、ここを紹介してくれた友人が遅れて到着していた。

私が成人式のような女学生を見かけた事、蜂に刺された少年とおじさんの事、ワンタン麺の店で昼食を済ませた事を伝えると、それぞれに回答と感想を述べていたのだが、よく覚えていない。



せっかく来たのだから、一人では行けない遠い場所へ行こうという事になり、私は彼の言うなりに追いかけた。

市街地からやや離れた場所に到着したが、ここは赤れんがが町中に敷かれた特異な景観だ。
恐らくこの土地から赤土のようなものが採れるため、こうした煉瓦にもつかっているのだろう。


中途半端に開発されている街の中に、明らかに場違いな高層巨大ツインタワーがある。
そこの最上階から眺めが最高だというので付いていく。


エレベーターで最上階まで上がり、展望台へ到着した。
しかしすでに夕方近くになっており、全体的にもやもかかっているためか、美しい眺めとは言えない光景だった。


それでも今日は空気がきれいな方だという。




「回想」

尻切れの状態で夢が終わったが、前半は非常に具体的な描写が印象的な夢だった。
特に蜂に刺されている少年とおじさんの部分は鮮明で、自分が助けに入るべきか逃げるべきか、夢の中で悩むシーンが印象的だった。

夢の中で決断を求められるのは珍しい。
たいがいは回答をすでに持っていて、現実世界の自己価値観で夢の中の判断もするのだが。

本当は助けたいと思っていたのだが、幼少期スズメバチに刺された経験があるため、それがこの夢にも出てきたのだろうし、恐らく助けるよりも逃げる方を選んだのかもしれない。



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