3枚目の写真に写る人々のホムンクルス


夢日記 - 3枚目の写真に写る人々のホムンクルス



夢の中で全国を食べ歩いている旅行者のようだ。

友人と、ある町で民家に泊めてもらう事になった。
かなり遠方まで旅を進めるうちに、宿屋や商店などがほとんどない辺境のような地域に来てしまったのだ。


そこには旅人を受け入れる名士が居て、宿というわけではないのだが、旅人に軽い食事と一夜の暖を提供している。


山をこよなく愛するバックパッカー、観光客、外国人、男性よりは女性のほうが多い。
いづれにしても、深い関係になることは無い仲間たちだ。

夕食時、その邸宅に宿泊している全員で写真を撮る事にした。
1枚目、2枚目、3枚目を撮影する際にシャッターが少し遅れてしまった。

機会の故障ではなく、人為的なミスだった。


撮影した画像を確認してみた。
1枚目は皆笑顔、2枚目は素の顔、そして3枚目は異様なものが映っていた。


肉体が無く、影だけの人、顔の部分が赤く膨れ上がっている人、足の無い人・・・・
どうやら3枚目はその人の心の内面や存在感、持病などを映してしまったようだ。


皆が各自の部屋に戻った後、この邸宅へ立ち寄る前に買っておいた「いくらたい焼き」と「餡子の大判焼き」を店主と食べる時間を作り、この写真を各自に渡すべきか否かを相談した。


店主はここを訪れた旅人が、道に迷い、山で亡くなった後も、懐かしさを求めてこの宿に帰ってきたりするといっていた。
つまり亡霊が集まりやすく、霊気がたまりやすい場なのだろう。


深夜0時を回ると、家の中の空気ががらりと変わったのを感じた。
明らかに先ほどとは異なるひんやりとした、張り詰めた空気。

背筋にわずかな悪寒を感じるほどだ。


明日の朝、この写真に写っている物を知らせてみて、それでも欲しいという人だけには渡そうか。
それにしてもこの写真を見て、トラウマになりかねないだろう。




「回想」

不思議な宿屋の主人。
まるで集まる旅人に表面上は恩を与え、心をかき乱す妖怪のような気配も感じた。

3枚目の写真に写っていた人物の中で、自分は一応正常に映っていた。
ということは、もしかしたら今の人間関係で周囲に居る人のだれかが、不安や病気などに悩まされているということなのだろうか。

写真に写る他の人物は現実世界の交友関係のメタファーなのだろうか・・・。



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