40代女性の憂鬱と幸福感


コラム - 40代女性の憂鬱と幸福感



仕事も恋愛も好調だった20代~30代とはうって変わり、40代になると生活環境が激変する。


まず最も変化するのが身体的な面。

どれほどヨガやトレーニングで気を付けていても、老化する身体に逆らう事は難しく、まず最初に恋愛のきっかけが減少。


仕事面でも変化が到来する。

小さなミスでも許された20代、優れた指導者に恵まれる30代。
しかし40代ともなれば、自分自身が指導者になり後輩の育成を行わなければならない上に、ミスも許されない。
男女平等と叫ばれていても、そこには明確な男女差別が存在していて、女性の転職は非常に難しい現状。


毎日積み重なるストレス。
どこに向かえばよいのか分からない曖昧な人生目標。
いったい何のために自分は生きているのかよくわからなくなる人も多くいるだろう。


40代と言えば人生半ば、まだ先は長く残り30年以上も自分と向き合いながら生きてゆく必要がある。

しかし現役で居続けられる生活は限られており、老齢になった時の事を考えると憂鬱になるため未来を真剣に考える事から目をそらすように仕事に趣味に没頭する。


たまたま参加した婚活パーティーや同窓会、友人の紹介などで出会いがあり、淡い恋愛もあるだろう。

他にこれといった楽しみが無い分、出会った人へ依存しがちになり「もうこの人しかいない」と錯覚する事が増えてくる。
しかし世の中の多くの男性はそうした女性に対しては「重たい」と感じる上に、年齢的な事を考えると結婚も視野に入れて考えなければならないと思い、数回の肉体関係の後、音信不通になりフェードアウトしてゆく。


「もう恋なんてしない、一人で生きて行く」と覚悟しても、どこか寂しくせつない感情が募り、動物を飼い寂しさを紛らす。
また将来一人で生きて行けるようにとマンションも購入する人もいる。

しかしそうした環境が、ますます自分を保守的にさせ挑戦的意欲を奪ってゆく事はうっすらと理解はしている。



同年代の女性達はすでに主婦になっている場合が多く、自分とは明らかに価値観や思考が異なるため、会っていてもどこか違和感がある。

やがて日ごろ飲食を共に出来る同性の友人が少なくなってゆき、一人旅や一人飯が多くなる。
何をやっていても楽しめず出不精になり、少し軽い鬱状態に落ちるのもこの年代だ。

軽い鬱ならまだいいが、この状態がさらに進展すると次に「買い物依存症、アルコール依存症」へと進行し、やがて現実逃避を行い出す。


そうなる前段階の方へ、またはそうなってしまった方へ、新しい思考を手にし幸福度の減少は年齢と反比例するものではないという事を是非理解してほしい。


世界、宇宙を見渡して見よう。
不要になった物は見事に淘汰され、消えて無くなってゆく。

あなたがこの世界に生を受け、今現在生きているという事実は、この世界があなたをまだ必要としている証なのだろう。

多くの場合、不安感が強くなったり憂鬱になる時というのは、自分の事を中心に考えている状態だ。
未来・将来の不安とはつまるところ自分の命の保証を求めているとも言い換えられる。


しかし、あなたが富みに恵まれ自分の事は自分で全て出来ると仮定した場合、あれこれと自分の未来の心配をするだろうか。
恐らく焦点は外に向かい、自分の不安の事など微塵にも考えないはずだ。


物事は、何かの条件が整ったからスタート出来るという事ではない。
何かを始めたから条件が整う場合が多い。


あなたが自分の心配ばかりをし、周囲に目を向けないままで居る限り、誰があなたに素敵なチャンスをもたらしてくれるだろうか。

あなたがもし不安を強く感じたなら、その時こそ自分へ向いている意識を放棄し、世の中に目を向け自分以外の他者へ焦点を向けるべきシグナルなのだと気付くべきだろう。


多くの成功者が「成功した要因は何か?」という問いに対して「成功する以外に道が無かったから」と答えるように、条件が整っていたから成功した人などほとんど居ない。


人の痛みや優しさを十分に理解しはじめた40代だからこそ、何かを始め意識を外に向けるよい時期なのだ、ともいえる。


毎日が今日限りの人生と感じながら全力で生きる事と、今日やるべき事を余すことなくやりきる事。
日々のほんの些細な行為の積み重ねが、やがてあなたに大きな流れを生み出すきっかけになってゆく。


事実と現状は変わらない、あなたが直面している状況は、あなた以外の人にも同様に見えている。
その状態をどのように捉えるか?という価値観だけが存在するのだ。

まったく同じ対象物を見てみても、美しいと感じる人もいれば、不快だと感じる人もいるという事。
だとするならば、せめてあなたは幸福的な視点で事象を見つめて捉えるようにして見よう。


そうした思考を手にすると、どのような環境に遭遇したとしても、感謝の気持ちを失う事が無くなる。
感謝の気持ちを抱き続けている人に不幸が訪れる事はない。


心の中に真の感謝の気持ちが宿されると、宇宙を構成する原物質の波長とあなたが調和して、求める物や人を引き寄せてくれるだろう。
感謝からあふれる波動は祈りに近いものがあるのかもしれない。


40代はこうした思考を変革する実によい年齢とも思う。
あなたがこれまでに考えていた不利と思える状況が一変し、全てが必要で必然であったと感じられるようになるはずだ。


基本的人格は簡単には変えられないが、思考はすぐにでも変えられる。
あなたがどれほど悲しみ切なさを感じていても、喜びに充満していた時の身体となんら変化はないのだ。
だとすれば、明日から、いや今からでも思考を変えることは可能とだと言える。



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