統合失調症とうつの違い


■ 統合失調症とうつの違い

うつ病を「怠け癖」という人もいますが、それは違います。うつ病の患者さんは「やりたいのにできない」からこそ罪悪感を感じ、とても苦しんでいます。「今日は嫌なことがあったな」とか「悲しいことがあって涙が出る」といった憂うつな気持ちと、うつ病は全く別のものです。

憂うつな気持ちの場合は、例えば「仕事で失敗して悲しい」というように、はっきりと原因がわかっている場合がほとんどです。ですが、うつ病の場合は原因がわからず、それ故に不安感が長く続きます。本人もきっかけがわからないのですから、周りから見ると余計に理解するのは難しいです。

またうつ病の場合は落ち込みがとても激しく、1~2日で治るものではありません。何も手につかなくなり、日常生活を送るのすら困難になってきます。何にも興味が持てない、悲しくて涙が出るという感情すらわかない、死んでしまいたいという絶望的な気持ちになる、などといった症状に陥ります。

うつ病と統合失調症も混同しがちです。どちらも症状に妄想が見られますが、うつ病の場合は将来に対して前向きに考えられなかったり、自分が悪いのだと自己否定することがほとんどです。対して統合失調症の場合は、「身近な人が自分を裏切った」とか「自分は殺される」といったような被害妄想を抱くのが特徴です。
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