ダイエット依存症


過食嘔吐、摂食障害、絶食ダイエットなど、太りたくない願望から派生する様々な心と身体の病。
この根本的な原因はなんだろうかと思う。

おそらく、とっかかりは些細なダイエット願望からスタートしていると思われる。

なぜなら人間は生を受けた直後ではダイエットなどと言う事は考えていないのだから。

思春期を迎え、異性を気にし始めた時「痩せている方がモテる」「痩せていないと人間関係が良好に保てない」などという歪んだ考え方にとらわれてしまい、ダイエットがスタートする。

本来であれば、健康な体型を維持するためにダイエットという概念があるはずなのだが、過度な痩身願望は標準体重を大きく下回ることを本人に要求し、また本人もそれを懸命に努力して実現しようとする。

正しい知識がないままに、食事制限だけでダイエットを進行させてしまうと、栄養不足になり、健全な身体的成長が望めないばかりか、学習能力低下、自律神経の乱れなどが起きやすい。
また、食事制限をしすぎた結果、反動でドカ食い衝動や摂食障害に陥るケースもあり注意が必要だろう。

太りたくないという願望は確かに現代人なら、太れない人を除いては殆どの人が持っていると思う。

これを書いている私でさえ、太っている自分と痩せている自分では、痩せている自分を評価したいと思うし。

他人から受け入れられたいという承認欲求によって始まったダイエットは、いつからか痩せる事が目的になり、異性や同性からの注目より「今の体重を維持したい」「今の体重より太りたくない」という感覚に変化し、周囲から見れば「痩せすぎ」「ガリガリ」であるにも関わらず、もっと痩せなきゃ・・・という強迫観念に縛られてしまう。

ダイエット本来の目的に立ち返り、なぜ自分はやせたいと思うのか。
なぜダイエットを始めたのか・・・

そんな疑問を自分自身にぶつけてみてもいいだろう。

最も健全なのは、適度に食べて適度に運動し、適度な体型を維持するバランスなのだから。

Copyright(C)spiritual-life. All Rights Reserved.