過去の栄光を語る人


現役を引退し、シニアとして新たな第二の人生を歩み始めた方。
または部署が移動になって新しい環境で仕事に付いた方。
引っ越しをして新しい町のコミュニティーへ参加する方。

つまり今までの環境から変化して新しい人間関係を構築しなければならない時、もっともやってはいけないことがあります。
それは「過去の栄光を語る事」です。

あなたの周りにもいるでしょう。

そして私の周りにも少なからずおります。

私は●○会社の部長だった、役員だった。
私は過去にこれだけの売上を出した、仕事を決めた。
私は過去にこれだけの彼氏や彼女がいた・・・

対象物はなんでもよいのですが、とにかく自慢話をする人。

そんな人に共通している事はただ一つです。

それは
「今の自分に自信がない事」です。

今の自分より過去の自分を語る事は、今より過去の方が「良いパフォーマンス」だったという事であり、今はそれほどでもないと言う事を自分で周囲に語ってしまっているようなもの。

とても頭の悪い対応なんですが、本人はそのことを無意識に話してしまったりするので事態は深刻です。

人の自慢話が好きな人はまずいないでしょう。
聞いている方はうんざりしてるし、聞きたくもない話を聞かされ、早くその場から逃げだしたいか、話題を変えたいはず。

でも、話している方はご満悦で永遠と話し続けます。

そして、自慢話をする人の9割は、承認欲求の強い人です。
人から認められたい、褒められたい願望が強く、これだけの実績があるのだからきっと目の前の人は自分を認めてくれる・・・と勘違いします。

実は認められたり褒められたりするには、自慢話は絶対にしてはいけない行為なのにもかかわらず。

とくにこの傾向は男性に強いようですね。

現役を引退したサラリーマンの部長クラスタイプ。
彼らはつぶしのきかない仕事をしてきた可能性が高く、いざ仕事を辞めた時、自分が社会に対して大して役に立つ能力がない事を思い知らされます。 会社の肩書があったから部下やクライアントが付いてきてくれたのだと、否応なしに気付かされます。

そこで自慢話と過去の栄光話がはじまるわけです。

人格者であれば、人に教えを請いたり、素直に自分の非力さを認めて溶け込めるのですが、大した人間関係を築いてきていない人、そして人にもまれて根柢に優しさの無い人は、引退後に苦労します。

そうならないためにも、謙虚で素直でいる習慣をつけましょう。

また自慢話をしてしまう人は、まず人の話を聞く側に回る訓練をすることです。
聞き役に徹する事が実は最も難しく、能力が必要になります。

なにせ相手から意見や会話を引き出さなければなりませんからね。
このことは、相手の良い点に気付ける能力が必要になります。

注意深く相手を観察し、何に関心があるのか、今の話の本質は?
などなど。

私は話を聞くのが大好きなので全く苦にはなりませんが、慣れていない人は苦痛でしょう。
しかし、そうしなければコミュニティーへの参加は難しく、第二の人生において友人を作る事は難しいでしょう。

是非トライしてみてください。

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